小売業、サービス業の用語解説
 業態類型

アート&クラフト Art & Craft                   より詳しくは。。。
 芸術と工芸(手芸)。絵画、陶芸、彫刻、ステンドグラス、   小売業用語辞典
トールペイント、ビーズ、スクラップブッキング、デザイン
などの素材と用品を取り扱う業態のこと。ジョイフル本田
の関連会社・ホンダ産業が経営するJOYFUL-2は、アート
&クラフトのスーパーストアである。

アウトレット・ストア Outlet Store
 アウトレット・ストアにはメーカーの直売店(ファクトリー・アウトレット・ストア)の他に、デパートなどの処分品店がある。処分品店の場合はファクトリーの文字が付かず、単にアウトレット・ストアと言う。

ウェアハウス・ストア Warehouse Store
 低価格を指向して1980年代に、アメリカで台頭した新フォーマット(業態類型)の倉庫型店。売場面積1,000坪以上、荒利益率15%以下で、NB(ナショナル・ブランド)商品を2〜3割引以上で売る。(後略)

オート・センター Auto Center 
 @カー用品の物品販売とA車の軽修理(ピット・サービス)を提供するスペシャルティ・ストア。(後略)

OPS (オー・ピー・エス) Off Priced Branded Store
 オフ・プライス即ち、「価格を除く」というほど、安い価格でナシュナル・ブランド商品を売る店。
 ナショナル・ブランド商品を3〜4割引きで売るのが特徴だが、立地としてはNSC(ネイバフッド・ショッピングセンター)の潰れた店の跡に出店する例が多い。食品中心の店ではボックス・ストア、スーパー・ウェアハウス・ストアなどがあり、非食品では倉庫型ホームセンターなどがある。

オフィス・スーパーストア Office Superstore
 オフィス用品(office supply)を市価の30〜50%安で売る大型(スーパーストア)の店。事務所(オフィス)用の消耗品、機器、家具等が高価格のままであることに着眼し、1986年頃から台頭した新業態。(後略)

オルターナティブ・フォーマット Alternative format
 スーパーマーケット(SM)以外の二次的、補完的な買物先。
 アメリカ食品小売業のランキングは現在、1位がウォルマート(スーパーセンター)、2位がクローガー、3位コストコ(倉庫クラブ)、4位がスーパーバリュー(本業は食品卸業)で、上位を他の業界に奪われてしまった。
 この「(SMから)奪った他の業態」こそが、オルターナティブ・フォーマット(alternative format)、すなわち「二次的・補完的業態」である。(後略)

コンシューマー・エレクトロニック・スペシャルテイ・ストア(CE-SS)
Consumer Electronic Specialty Store
 消費者用電子製品(日本で言う家庭電器)を価格破壊する新興チェーン。(後略)

コンセッショナリー・チェーン
Concessionary Chain
 大型総合店の売場内に、100坪未満の売場を借りる専門店のチェーン。店名を出さない場合に、コンセッショナリー・チェーンと言う。(後略)

コンビニエンス・ストア Convenience Store
 買った商品を10分以内に消費するような、日常生活必需品を扱う小型店。日本の場合、その商品の柱は@雑誌A弁当BFFS(ファスト・フード・サービス)。(後略)

コンビネーション・ストア Combination Store
 スーパーマーケット(SM)が巨大な大きさに発展したもので、売場面積1,000坪から1,400坪。中には2,500坪前後のコンビネーション・ストアもある。スーパー・スーパーマーケット(SSM)とスーパー・ドラックストアが連結して、その間の仕切り壁を取り除いたものと思えばよい。略してコンボとも言う。(後略)

GMS General merchandise store
 ゼネラル・マーチャンダイズ・ストアの略で、アメリカのシアーズ・ローバックなどを指していた。かつてはJCペニー等を含めてGMS3社と言っていたが、その後にペニーはファッション・デパートに、シアーズはシアーズ・グランドに転換して、GMSはほとんどなくなった。
 日本でも、ジャスコ、イトーヨーカドーなどの店をGMSと呼ぶことがあるが、正確に言えばこれらは日本型スーパーストア、あるいは総合スーパーと呼ぶのが正しい。GMSには食品がないが、日本型スーパーストアには食品がある。

スーパー・ウェアハウス・ストア Super Warehouse Store
 SSM(スーパー・スーパーマーケット)をさらに大型にして、NB(ナショナル・ブランド)商品を3〜4割引きで売る店。OPS(オフ・プライスド・ストア)の一種。
 SWS(スーパー・ウェアハウス・ストア)の荒利益率は12〜15%。食品主力の倉庫型大型安売店で、売場面積は1,400〜3,000坪の1階平屋建てが多い。

スーパー・コンボ Super Combo
 コンビネーション・ストア(コンボ)が巨大になって、売場面積が2,000坪以上ぐらいになった店を言う。(後略)

スーパー・スーパーマーケット Super Supermarket
 大型のスーパーマーケットで、売場面積は500坪から900坪。
 これがさらに大きく1,000〜1,400坪に拡大すると、次の段階のコンビネーション・ストアになる。

スーパーストア Super Store
 スーパーストアは、食品よりも非食品を多く扱うスーパーの総称だったが、日本の総合スーパーの発展に伴い、「日本型スーパーストア」が欧米でも認知されるようになった。これは、ジャスコやイトーヨーカドー等に典型の大型店で、@食品A衣料B家庭・日用・住関連を扱う業態。

スーパーセンター Supercenter
 ディスカウントストア(DS)とスーパー・スーパーマーケット(SSM)(もしくはスーパー・ウェアハウス・ストア)を複合したフォーマット(業態類型)。生鮮食品も取り扱う。アメリカのスーパーセンターの売場面積は4,000〜5,000坪台が主流だが、定義上は、2,000坪以上ぐらいの店をスーパーセンターとしている。だから日本でも、2,000坪前後以上の大きさの店は、スーパーセンターと見て良いようである。(後略)

スーパー・ドラッグストア Super Drugstore
 ドラッグストア(薬粧品中心の気軽に買える店)が、売場面積300坪以上になったもの。HBC(薬品、医療品、化粧品、美容品)を主力に、価格ゾーンの低い大衆実用品(バラエティストア商品)を加えた店で、低い大衆価格(ロア・ポピュラー・プライス)の品揃えの店。NSC(ネイバフッド・ショッピングセンター)では、SSMとともに核店になっていることが多い。(後略)

スーパーマーケット Supermarket
 セルフサービス方式の総合食品小売店で、年商1億円以上の店。
 日本のSM(スーパーマーケット)は昭和28年にアメリカから導入され、東京・青山の紀ノ國屋が第1号となってスタートした。当時の適正規模は何と70坪だったが、以後適正規模は拡大し、現在では1,000平方メートル以上が最も強力とされており、さらに、500坪以上のSSM(スーパー・スーパーマーケット)へと進化した。

スペシャルティストア Specialty Store
 特定用途の商品分野に差異化した店。単に売場面積の小さな、単品種(1ライン)の店ではない。むしろ、売場面積はアメリカの場合200坪以上が常識であり、あくまでも特定用途の分野で差異化するチェーン店である。
 このためには、店数の背景の上に製品開発を進めることが多い。また、チェーン展開をするためにSC(ショッピングセンター)に出店する例も多い。

生活雑貨店
 家庭用品・日用品を主力に家具・インテリア、植物・園芸用品の一部まで広範な商品を扱う店。
 これらの中で最近は、ライフスタイルを大事にする消費者に応える店が増えている。(中略)
 これらの生活雑貨店は、「ライフスタイルストア」と呼ばれることも多い。
 しかし上記のような店は、1万店以上あると言われる生活雑貨店の中の、ごく一部にすぎない。今後は、古いままの生活雑貨店が衰退・脱落する中で、ミッション(使命)&コンセプトを明確にして、経営近代化を進める店が主流になるに違いない。(後略)

ゼネラルストア General Store
 何でも扱っているように見えるが、強力(魅力的)な部門のない弱い店。よろず屋。
 本来のハッキリした業態を追求せずに、今日の売上げだけを追っているようなHCやディスカウント・ハウスが、これに似ている。(後略)

専門大店 Large Speciality Store
 近代的業態としてのスペシャルティストア(専門店)。業態であるためには、売場面積50坪以上が必要。10坪とか20坪規模の多い旧来の業種店に比べると、大店(ラージ・ストア)である。
 専門大店として50坪以上必要な理由は、@どれかの品種・品群で地域一番になれる面積と、A十分な品揃えができる最低面積を確保するためである。専門大店の面積は50坪〜150坪が多いが、会社の力に応じて、150坪にとどまらず200坪、300坪へと大型化することが望ましい。

ダラーストア Dollar Store
 1ドルの商品を中心に、3ドルとか5ドルぐらいの商品も扱う、きわめて低単価の商品に限定している店。バラエティストアの一種である。
 日用雑貨や食品、衣料など生活に必要な商品を揃え、低所得層だけでなく中流層にも人気を得ている。(後略)

DDS(ディー・ディー・エス) Deep Discounting Store
 ディープ・ディスカウンティングストアの名の通り、DS(ディスカウントストア)よりもさらに深く(ディープ=安く)割引きする新業態。DDSの扱い商品はNB(ナショナル・ブランド)であり、これをDSやOPS(オフ・プライスド・ストア)が2〜3割引きにしているのに対して、DDSは4〜6割引きで急速成長。非食品主力で、HC型(2,000〜3,000坪)、S.Dg.S型(450〜550坪)、SS(スペシャルティストア)型(30〜50坪)などがある。(後略)

ディスカウント・カタログ・ハウス(ショールーム)
Discount Catalog House(Showroom)
 ディスカウントストアよりも安く、ナショナル・ブランドを主力とし、定価の3割から5割引きで販売する店。主として店に備えつけ、あるいは顧客にあらかじめ配布したカタログから商品を選んで買う店。

DS(ディスカウントストア) Discount Store
 大衆・実用品に絞った、継続的低価格の大型総合店。日本で一般に言われるディスカウント店は、正確にはディスカウント・ハウス(定価割引き屋)である。すなわちDH(ディスカウント・ハウス)は、定価のはっきりした商品を割引き販売する店だが、継続的品揃えが難しいので長続きしないことが多い。
 これに対してディスカウントストア(DS)は継続的低価格を提供する店であり、したがって、日本では成立しにくいとされていた。(中略)
 アメリカのDSの代表はウォルマート、ターゲットだが、売場面積は3,000坪から4,500坪ぐらいでワンフロア。アメリカのDSは、SMに次ぐ大きな業界である。

ディスカウント・ハウス Discount House
 定価のはっきりした商品を、大幅に割引きして売る安売り店。耐久消費財やソフトグッズ(スポーツ用品、衣料、靴など)を主力にする店が多いが、継続的品揃えができないのであまり長続きしないことが多い。

ドラッグストア Drugstore(Dg.S)
 薬粧品とHBC(ヘルス&ビューティ・ケア)を中心に、大衆価格の便利品を品揃えする店。調剤も含まれる。HCIでは便宜上、売場面積90坪以上をドラッグストア、それ未満を薬局・薬店と区別して、調査・集計している。
 ドラッグという英語には、@薬、薬剤、A麻薬という意味と共に、B衛生商品(ドラッグストアで売られている歯磨きなどの)の意味がある。(中略)
 アメリカの薬店が、薬以外の物をラインロビングしてドラッグストア(Dg.S)に転化した業態である。

問屋 Wholesaler
 製品開発商品を小売店に卸すのが問屋。製品開発とは、特定の仕様書によって、生産・加工工場に発注することを指す。メーカーから商品を仕入れて、これを小売店に卸す企業は問屋とは言わず、卸し業という。
 英語ではこの区別はあまりはっきりしていないが、各卸し業態によって、ディストリビューターやサプライヤー、ジョバー、ラックジョバーなどの区別がされている。

日本型スーパーストア Japanese Style Super Store
 日本の総合スーパーの総称。ジャスコやイトーヨーカドーなどを指す。食品、衣料、家庭・日用・住関連品を扱う。日本に本物のチェーンストアを創るために、その準備段階として作られてきたフォーマット。
 この業態類型をGMS(ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア)と呼ぶこともあるが、それぞれ食品も取り扱っているのでこれは誤り。ゼネラル・マーチャンダイズとは「非食品」のことであり、アメリカの旧GMS(シアーズなど)は食品を扱っていなかった。

ノン・フリルド・ストア Non Frilled Store
 余分な装飾などを一切排除した店。フリルは「ひだ飾り」のこと。
 アメリカで、各商品部門に共通して低コストを指向するノン・フリルド・ストアが試みられ、これが発展してOPS(オフ・プライス・ストア)や倉庫型ストアが発展した。ノー・フリンジ・ストアとも言う。

ハードウェア・ストア Hardware Store
 近代的金物店。アメリカの場合は、約24,000の金物店(ハードウェアストア)の殆どが、@共同仕入れ会社かA問屋主宰ボランタリーに加盟して近代化されている。したがって、「近代的金物店」と解釈した方が現実的である。日本では2006年12月現在、639店に達したコメリハード&グリーンがある。(後略)

ハイパー・マーケット Hyper Market
 DS(ディスカウントストア)が食品をほとんど扱わないのに対して、ハイパー・マーケットは食品が売上げの過半数を占めている。1960年代に欧州で開発された業態で、ドイツ語でハイパーマルクト、フランス語でハイパーマルシェと言う。アメリカにも一時輸入されたが、成功しなかった。
 その原因は、欧州のハイパー・マーケットは@極めて大商圏主義を取り、A荒利益率が10%台と低いこと、B競合業態が少ないが故に成り立っていることにあると言われる。現在は東アジアや中南米に進出している。

バラエティストア(VS) Variety Store
 購買頻度が最高で価格帯が最低の商品を、総合的に揃えた便利店。アメリカでは売場面積が200坪〜600坪のチェーンが多い。アメリカでは昔、ウールワースを初めとするVSがディスカウントストアに取って代わられて停滞。その後に、ファミリーダラー、ダラーゼネラルという低所得層を客層としたVSチェーンが成功している。
 日本でも、ダイソー等の百均店が100円の枠を外し、数百円の商品までを扱うVSに変身しつつある。

百貨店 Department Store
 部門区分店で、正しくはデパートメント・ストアと言う。@店全体を各売場部門に区分し、A部門ごとに利益管理(部門別管理)をする店。1852年にフランスに誕生したボン・マルシェが第1号で、これがアメリカに輸入されて発展した。
 当初は、その画期的な「価格破壊」主義で大衆に支持され、その部門別管理による低価格制はスーパーマーケットに引き継がれた。しかし、現在では、主として高級ファッションまで扱う存在となった。(後略)

ファスト・フード・サービス(FFS) Fast Food Service
 品物を注文してから1分以内に販売できる食堂業。店内で食べることもできるが、テイク・アウト(またはツー・ゴー、持ち帰り)のメニューも多い。

フード・サービス Food Service
 食堂業。調理して食物を提供するすべての商売を指す。すなわち一般の食堂に限らず、会社や工場での給食・食堂、自動販売機までがフード・サービスに含まれる。

複合カフェ
 カフェ(喫茶店)に喫茶以外のサービスを加えた店の総称。インターネットやコミック、ゲーム等を組み合わせて、滞在時間に応じて料金を支払う。
 複合カフェの前身は、昔自然発生的に増えたマンガ喫茶。これらを含めると複合カフェは全国に何万店もあると言われるが、暗くて小さなマンガ喫茶を大きく、さらに明るく清潔にして、インターネットやテレビゲーム、ビデオなどを加えた複合カフェが台頭した。店舗面積が200〜300坪以上の店では、卓球やビリヤード、エステ等も併設、サービスの種類は多様である。

プレスティージ・ストア Prestige Store 
 名声店。他の高級専門店では扱っていない品を売る店で、コンサルティング・セールスで販売する。

ホーム・インプルーブメント・ストア
Home Improvement Store
 いわゆる本格ホームセンターのこと。HI(ホーム・インプルーブメント)、すなわち「住まい」を少しずつ良くするための、商品とサービスを提供する業態。@商品とAサービス(取付け施工)によって、「生活提案ができる」水準にまで専門化した総合大型店で、本格的大型HCである。したがって、売場面積は2,000坪以上。そして品揃えは、@広く(顧客の欲しいものがあって、選びやすい豊富さを実現)、A深い(特定品種の品目数が多い)。
 さらに、HIプロジェクトやカラー・コーディネートについて、@より便利な方法やA組み合わせなどを提案する。

ホーム・エンタテインメント・ストア
Home Entertainment Store
 従来からバラバラに存在していたゲームやレンタル等の店を、より大きくスーパーストア化して総合化した店。(後略)

ホームセンター Home Center
 住まいを良くする商品とサービスを、総合化して提供するセルフサービス店。日本では、昭和47年12月1日に開店したドイト与野店をパイオニアとして、その後約30年以上にわたって発展した。しかし、第2期とも言える昭和62年〜63年頃からは、HCが大小2つの業態に2極分化し始めている。
 その一つはHIストア(ホーム・インプルーブメント・ストア、本格HC)で、売場面積は2,000坪以上で最大規模店は1万坪以上の、生活提案ができる店。
 もう一つが小型専門店で、売場面積150〜300坪の専門特化店。専門特化とは、コア(核・主力)商品を、例えば「ハードウェア(金物・工具)」に、あるいは「オート(車と自転車)」に、「ペット&グリーン」に専門化するという意味。

ホーム・ファッション Home Fashion
 マイホームをファッショナブルにする商品分野。
 ただ、ファッションは本来「流行」のことだから、ホーム・ファニシングと呼ぶべきところをホーム・ファッションと呼び間違えていることも少なくない。

ホーム・ファニシング Home Furnishing
 マイホームを住み良く楽しく、かつ便利に美しくするために、調度や設備機器等で整えること。ファニシグという言葉には、調度(家具、インテリア、備品など)で間に合うように整えるという意味がある。

ボックス・ストア Box Store
 箱のような小さくて単純な建物の意味で、きわめてロー・コストの品目限定店(リミテッド・アソートメント・ストア)。日本では、売場面積を90坪に標準化したビッグAがある。ボックス・ストアは1976年、西ドイツの小売り資本アルディが始めた業態。

メンバーシップ・ホールセール・クラブ
Membership Wholesale Club
 会員制卸しクラブ。店の形は倉庫型店舗である。年間会費を払うと会員カードを発行し、会員だけを入店させて格安に販売する仕組み。売価は市価の4〜6割引きで、売場面積も3,000坪以上の超大型店が多い。最近アメリカでは、短く「倉庫(ウェアハウス)クラブ」と言う。(後略)

ライフスタイルストア Lifestyle Store
 ある一つのライフスタイル(個人の生き方、生活様式)やテイスト(味)に特定した品揃え、雰囲気、趣(おもむき)の店。
 一般には、分かりやすくするために生活雑貨店と言う。
 ホームセンターなどの住関連商品が縦割りの品揃え(カーテン、カーペット、床材など)であるのに対して、ライフスタイルストアは横の機軸(独自のスタイルやテイスト)のカテゴリーで品揃えしている。

ラック・ジョバー Rack Jobber
 商品管理代行業としての卸し業。サービス・マーチャンダイザーとも呼ばれる。大型店の売場のごく一部分を受け持つ卸売り業だが、商品の発注・補充・陳列・広告・販売などのすべてを受け持つので、卸売り兼小売業である。
 卸売り業としてはまったく新しい業態類型だが、元々はアメリカのSM(スーパーマーケット)が不得意とした非食品で発生した業態。(後略)

リミテッド・アソートメント・ストア Limited assortment store
 扱いアイテム数を限定した店。アイテム限定店。
 かつてボックス・ストアと呼ばれたドイツのアルディ(アメリカでも約800店を経営している)や、日本では元ダイエー・グループのビッグAがある。
 これらのチェーンは、手間のかかる生鮮食品をほとんど扱わず、一般食品と日用消耗品の売れ筋(必需度の高い、回転の早い商品)に絞って揃えている。(後略)

量販店 Big Sales Volume Store
 従来の中小・零細店に比べて、はるかに大量に販売する店。したがって、百貨店やビッグストアはもちろん、スーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアなども量販店である。しかし、チェーンストアが目指すマス・マーチャンダイジングは、量販とは異なり、圧倒的店数によって大量個数を売ることである。





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HCI小売業用語辞典
 
     





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