小売業、サービス業の用語解説
 立地と出店

アーバン Urban Area                       より詳しくは。。。
 住宅の密集した旧市街地。大都市に多く見られる。    小売業用語辞典
人口は密集しているが、ダウンタウン(街の中心地)
ではない。すなわち、その街で人々が最初に住み
始めた地域である。店が立地する地域は、@ルーラ
ル(田舎)とAサバーバン(新しい住宅開発地域)とBア
ーバンに大別される。(後略)

アクセシビリティ Accessibility
 店に対する近づきやすさと入りやすさのこと。近接性。ビジビリティ(視認性)と並んで、立地の良し悪しを決める重要な要素。すべての商業施設は、顧客にとって近づきやすく入りやすい立地になければならない。

SMSA(エス・エム・エス・エー)
 アメリカの地図や人口統計を調べると出てくるこの言葉は、Standard Metropolitan Statistical Areaの頭文字。「標準大都市統計地区」あるいは「標準州都統計地区」と呼ばれる。
 SMSAを標準大都市統計地区と訳す説明では、「米国各州の首都圏域を統計的に把握する場合に、その圏内に含まれる地理範囲のこと」としている。
 SMSAは「都市圏」と同様に、都市的実態を把握するための統計単位として、立地分析や、多くの研究調査に利用されている。

サバーバン Suburban Area
 郊外(都市に隣接した地域)、市外、近郊(都市に近い郊外)。サバーバンに対して旧市街地をアーバンと言う。サバーバンはサバブの形容詞。

ジェネレーター Generator
 駅や交差点、学校など、人が湧き出るように出て来る所(立地条件の言葉)。これによって、商圏内居住者にさらに人数がプラスされる。

ダウンタウン Downtown
 街で最初にできた中心地。多くは丘の麓か川べりにできたので下町という。これに対して、下町(中心地)を見下ろす高台地域をアップタウン(日本では山の手と言う表現もある)と言い、高所得層の人々が住んでいる。その外側のサバーバンは新しい住宅地のことで、郊外と言う。郊外は、「市街地に隣接した地域・まちはずれ」(広辞苑)である。

ビジビリティ Visibility
 店の見やすさのこと。顧客が認識しようとした時の見やすさを視認性、認識しようとしなくても見やすいことを視界性という。アクセシビリティとともに、商業立地を判断する時の極めて重要な条件。

ルーラル Rural Area
 農村地域のこと。人口が少ないので、小売店の出店立地としては不適当と考えるチェーンが多いが、それだけに競合も少ない。アメリカのウォルマートは、農村地域を絨毯爆撃して店数を増やし、充分に力をつけてからサバーバンにも進出するようになった。



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