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       アイ・レベル陳列  
                              より詳しくは。。。 
      Belt-to-Eye-Level Merchandising              小売業用語辞典  
       最も重要な商品を最大限に注目させる為に、 
      腰から目の高さに陳列する方法。マーチャンダイジング 
      の基本原則。 
       
      売場構成 Selling Space Allocation for Lines   
       部門(デパートメント)または品種(ライン)ごとに、陳列位置と陳列面積を決めること。品種ごとの位置は、その品種の売れ行きを左右する。品種ごとの面積は、その品種の豊富感を左右する。店舗レイアウトでは、この売場構成が重要な基本となる。(後略) 
       
      エクステンド陳列 Extend Display   
       ゴンドラの上から2段目か3段目に、小さな網棚などを引っかけて、ちょっとした小物商品を陳列する方法。衝動購買をねらう陳列。エクステンダー(棚からさらに伸びた棚網)が通路に突き出ないことが重要。お客様のじゃまにならないためである。 
       
      オープン・ディスプレイ Open Display   
       はだか陳列。1930年代からアメリカで普及したセルフサービスのためには、クローズド・ディスプレイ(ガラスケースの中の陳列)ではなく、新たにオープン・ディスプレイにする必要があった。現在ではほとんどの小売店がオープン・ディスプレイを採用し、セルフサービスもしくはセルフ・セレクションの形態で販売している。 
       
      カラー・ストライプ陳列 Color Stripe Display   
       商品の色でタテジマ模様を作る陳列方法。できるだけ対照的な色を隣合わせにして、顧客の目に強く訴えるのが狙い。すなわち、ゴンドラ1本の中で、赤と白、赤と青と黄といった縞模様を、なるべく上段から下段まで通して作る方法。 
       
      クリップ・ストリップ陳列 Clip Strip Display   
       細長く、上から下まで1本に吊るす器材を使って、ストリップ(帯)状に陳列する方法。衝動購買を狙う。 
       これに使う器材にクリップが多かったので、クリップ・ストリップと呼ぶ。(後略) 
       
      クロス・マーチャンダイジング 
       部門が異なる商品を組み合わせて陳列する方法。(後略) 
       
      ゴンドラ・エンド Gondola End   
       ゴンドラ・ラインの両端を指す。販売促進上大切な役割を果たし、あるホームセンターの調査によると、エンドの売上げは、売上げ全体の25%以上を占めている。このことから、主通路上の強調陳列とともに、エンドの陳列は十分に工夫する必要がある。 
       ゴンドラ・エンドは、その位置によって呼び方が変わる。入口側に最も近いのがフロント・エンド。これに対して、ゴンドラ・ラインの一番奥のエンドは、裏側に当たるので、バックエンドまたは裏エンドと呼ばれる。 
       また、店内を横通路で切っている場合は、横通路に面するエンドをセンターエンドと言い、入口を向くエンドはセンター表エンド、奥を向くのはセンター裏エンドと言う。 
       そして、チェックアウトのレジ前面にある棚は、レジ前エンドと呼ばれる。 
       
      Jフック陳列 J Hook Display   
       Jフック陳列は、日本でもよく見られる、フックに単品を引っ掛けた陳列。フックがJの字の形をしているので、Jフックと呼ぶ。(後略) 
       
      ジャンブル・ディスプレイ Jumble Display   
       投げ込み陳列。いろいろな商品をごちゃ混ぜにして盛り込む陳列方法。雑品安売り市(ジャンブル・セール)から出た言葉。金網カゴやカート、平台などを使って、堀出し物を見付け出すような演出効果を与える。 
       
      主通路 Main Aisle   
       売場の中で通行量の最も多い通路であり、「入店客の9割以上が歩かなければ、主通路としての役割は果たせない」とも言われる。 
       主通路の通行量を最大限に多くするには、まず、主通路を入口から直線に設定する。どうしても入口と直線に 
      結べない場合は、コンコースを設定する必要がある。 
       また、売場の中で最も幅が広いのが主通路である。これは、通行量が一番多いのだから当然で、どんなに狭くても、主通路幅は180センチ以上は必要だと言われる。 
       また、売場面積が500坪未満で逆L字型の主通路の場合は、顧客の流れを逆L字型にワンウェイ・コントロール(一方通行)することを狙っている。 
       売場面積が500坪以上の場合、主通路はコの字型になっても良いが、この場合は、コの字のどちらの入口から入っても良いようにする。 
       
      商品関連誘導主義 
       レイアウトを構成する心理的な条件。商品を顧客の目に訴求して奥へ奥へと誘導する技術。商品以外の一切の障害物を取り除くことが肝要。 
       
      ステージ陳列 Stage-like Disply Stakeholder 
       日本では、床から一段高くなっている陳列設備を指し、置きステージとかアイランド・ステージと呼んだりする。しかしアメリカでは、一般にプラットフォームと呼ぶことが多い。 
       
      スロット陳列 Slot Display   
       特定の商品を強調するために、上段の棚板を外して上に積み上げて目立たせる方法。(後略) 
       
      前進立体陳列 Forwarded & Cubic Display   
       商品が棚の最前面に前進し、棚の一番上まで立体的に陳列した形。この結果、商品は盛り上がって迫力を打ち出すことになる。これによって顧客は豊富感を感じ、買物が楽しく衝動購買が誘発される。 
       しかし、これを放って置くと、商品が売れるにつれて後退平面陳列に変わって行くので、陳列整理をして棚奥の商品を前へ出し、前進立体陳列に直す必要がある。 
       
      タテジマ陳列 
       強く関連する品種群をタテに揃えて陳列すること。垂直陳列とも言う。 
       タテジマ陳列の陳列幅は150cm前後。すなわち、通路に立った顧客が陳列を眺めた時に一度に目に入る範囲が150cm前後なので、その範囲に関連する品種群を揃えることが理想。(後略) 
       
      直線誘導主義 
       レイアウトを構成する物理的条件。すべての通路を直線に保つことによって、顧客を店の隅々に誘導する技術。 
       
      通路両側関連 Cross Aisle Merchandising   
       関連商品を、向き合ったゴンドラに配置する技術。通路の両側に関連商品が陳列してあれば、顧客は、必要な商品を早く選ぶことができる。 
       
      店舗レイアウト Store Layout   
       @売場ごとの商品部門とA設備とB通路の配置・組み合わせ。レイアウトの急所は、まず第一に通路の設定であり、特に、主通路の設定でその良し悪しの大半が決まる。第二に売場関連の原則を守ることであり、これは継続的に改善工夫が必要である。 
       
      レーストラック型主通路 Racetrack Aisle   
       売場面積が最低500坪以上の店で、陸上競技場の楕円形トラックのように設定した主通路のこと。しかし、ロの字型の主通路もレーストラック・アイル(通路)と呼んでいる。(後略) 
       
       
       
       
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