小売業、サービス業の用語解説
 
 50音順掲載
 あ   か   さ   た      は  まやら  

 

ニーズ商品 Needs Items                      より詳しくは。。。
 必需的な商品。消費者が求めていて、店も提供して     小売業用語辞典
いる商品。必需品なので、低価格競争の対象になりや
すい。
 これに対してウォンツは、消費者が求め始め、憧れを
感じている商品であり、メーカーや店が提供し始める商品
なので、低価格競争の要素は少ない。

ニッチ Niche
 棲み分ける座・位置。「花瓶などを置く壁のくぼみ。人の才能・力量に適した地位・活動範囲」という意味から、企業が生き残るための座・位置(ポジショニング)を指す。ニッチを隙間産業と言う人がいるが、ニッチは隙間という意味ではない。
 自社だけが発揮できる特徴を探し出すことが、ニッチ作りの急所になる。

日本型スーパーストア
Japanese Style Super Store
 日本の総合スーパーの総称。ジャスコやイトーヨーカドーなどを指す。食品、衣料、家庭・日用・住関連品を扱う。日本に本物のチェーンストアを創るために、その準備段階として作られてきたフォーマット。
 この業態類型をGMS(ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア)と呼ぶこともあるが、それぞれ食品も取り扱っているのでこれは誤り。ゼネラル・マーチャンダイズとは「非食品」のことであり、アメリカの旧GMS(シアーズなど)は食品を扱っていなかった。

人時生産性 Gross Margin per Man Hour
 従業者(社長以下の経営者、本部人員も含む)1人当たり1時間に稼ぐ荒利益高。従来おもに使われていた生産性の物差しである「労働生産性」よりも、現実的に分かりやすい尺度である。人時生産性は、店段階で6,000円に達していなければならないと言われる。

ネイバフッド・ショッピングセンター
Neighborhood Shopping Center(NSC)
 「近隣ショッピングセンター」であり、ショッピングセンターでは一番小型のもの。近隣商圏を対象にするが、その範囲は車で10分以内、人口3万人まで。将来は1〜2万人に縮小する。
 核になる店は、@スーパー・スーパーマーケット、Aスーパー・ドラッグストア、Bホームセンターまたは金物店(ハードウェアストア)のうち、2店以上が入ることが普通。

値ごろ Price Point
 大部分の客が買いたくなる売価。同一品種の価格ラインの中で、最も販売数量の多い売価。しかし値ごろは、上下に変更して実験して、本当によく売れる売価として再発見することが理想。
 したがって、ユニット・コントロールや販売分析が重要。わが店独自のプライス・ポイントは、独自性発揮の決め手になる。

ノン・フリルド・ストア Non Frilled Store
 余分な装飾などを一切排除した店。フリルは「ひだ飾り」のこと。
 アメリカで、各商品部門に共通して低コストを指向するノン・フリルド・ストアが試みられ、これが発展してOPS(オフ・プライス・ストア)や倉庫型ストアが発展した。ノー・フリンジ・ストアとも言う。



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